ホンダインサイト(ZE2)インターナビ装着車用のワンセグ対応マイクロアンテナ(AM/FM/地デジのハイブリッドアンテナ)と各種アンテナで地デジ受信のデータ取りをしてみました。
テスト場所は埼玉県のR16沿い、静止状態で計測しました。結果は下表のとおり。

使用機材:Pioneer GEX-P90DTV (地デジチューナー)
使用車種:マツダデミオDE5FS
テスト環境:
 (1)〜(3)はラジオ分配+UHFブースター(SONY XA-46FM)、(4)と(5)はPioneer純正
 (1)〜(4)はアンテナ1本のみ接続、(5)は室内アンテナ4本接続。
 
 (凡例:○はフルセグ △はワンセグ ×は受信できず 
 カッコ内数字はアンテナの表示本数)
物理CH(放送局)中心周波数(1)
 インサイト純正FM/AM/地デジアンテナ(Short)
(2)
 デミオ純正FM/AMアンテナ(Long)
(3)
 ベリーサ純正FM/AMアンテナ(Short)
(4)
 Pioneer地デジ室内アンテナ ×1
(5)
 Pioneer地デジ室内アンテナ ×4
27(NHK総合東京G)
 557Mhz
△ (5) △ (3) △ (1) △ (5) ○ (2)
26(NHK教育東京E)
 551Mhz
△ (3) △ (1) ×△ (2) △ (5)
25(日本テレビ)
 545Mhz
△ (5) △ (2) ×△ (5) ○ (3)
22(TBSテレビ)
 527Mhz
△ (6) △ (3) △ (3) ○ (2) ○ (3)
24(テレビ朝日)
 539Mhz
△ (4) △ (1) ×△ (5) ○ (2)
21(フジテレビ)
 521Mhz
○ (2) △ (3) △ (3) ○ (3) ○ (4)
23(テレビ東京)
 533Mhz
△ (4) △ (3) ×△ (5) ○ (1)
32(テレ玉)
 587Mhz
○ (5) ○ (5) ○ (1) ○ (5) ○ (7)
20(東京MX)
 515Mhz
△ (1) ××△ (1) △ (1)

結果を見る限り、インサイト純正のハイブリッドアンテナとPioneer純正室内アンテナはいい勝負です。
インピーダンス不整合(本来は50Ωのところ75Ω)とセラミックコンデンサ挿入による信号減衰というハンディを感じさせません。

 
ワンセグならハイブリッドアンテナ+ラジオアンテナ分配+UHFブースターで映ります。
変な外付けアンテナを立てるぐらいならスマートなこの方式がよろしいかと…

まぁこんな感じです。

長いのがインサイト純正アンテナ。短いのがマツダベリーサ用ショートアンテナ